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“文学少女”と慟哭の巡礼者


心葉の美羽とのトラウマに終止符の話。
クリスマスからななせと心葉は仲良くなり。
心葉は、ななせにかなり惹かれている様子。

ななせが、再び足を骨折し病院で朝倉美羽と再開した事で歯車が動き出す。

その美羽が、かなり問題。病みすぎ。
かつて物語を作って心葉に聞かせていて、それが想像出来なくなったら、
宮沢賢治の作品を盗作して心葉に自分のものと偽って心葉に聞かせていた。
ここまでは、子供ならまだ許されるレベルだと思うけどね。

毎日毎日、父は愛人を作り。
不満の捌け口として、母に祖母に相互に愚痴を言われていた。
心には大きなストレスを抱え、それを発散する為に万引を繰り返していた。
それによって心が洗われる感覚を覚え、物語を紡ぐ事ができるらしい。
小学生の万引だって……。。。美羽はとっても痛い子。
美羽を取り巻く環境には同情できるかもしれないけど美羽自身には、なかなか
同情できない、感情移入も難しい。
反面ななせに至ってはかなり感情移入できた。
かなりいい子。

そして今回の騒動と黒幕でもある竹田千愛。
千愛は、友達や家族に嘘を吐く事に限界を感じていた。
だから、無感動な自分が無間道なままなのか、親しくて特別な存在でもある
井上心葉を責め立てて、追い詰められれば自分は心葉の事を心配できるのか
悲しめるのかの実験的に美羽の復讐に手を貸す事となる。
流人が前巻の最後のクリスマスパーティーで千愛と告白した事で流人もグル。

ななせは、怪我人だからあまり大きく立ち回らないけどかなりいいポジション。
かわいそうなポジションでもあるけれど。
心葉が美羽とななせとの狭間で迷走している。
ななせは、心葉に嫌われることも厭わないで、美羽と喧嘩する。
芥川も心葉が揺れ動いているのを気遣いながらも心配していた。

美羽が、窓から飛び降りようとして、心葉はななせの事を気にしながらも美羽を選び
ななせは絶望し、芥川はそれに怒り、心葉と芥川は教室で殴り合いの大喧嘩をする。

昔から心葉は、美羽の良きところしか見てこなかったから。
心葉は、今もそういう部分しか見ていない。
喧嘩してからの心の変化でそういう部分も見ようとする心葉。

遠子先輩はというといいところで出てきて、心葉を慰めて。
やっぱり最後の最後いいところだけ持って行ってしまうずるいキャラだ。

終始美羽がキツイ、小悪魔なんてレベルじゃなくもう病んでる。
ヤンデレか、結局心葉が嫌いで嫌いで大嫌いだけど心葉が好きみたいな。

結局心葉は、ななせの元に戻るけど、心葉を責めもしないななせ。
心が広いなー。実はメインヒロインはななせな気がする。

心葉は今回、ななせを傷つけすぎているね、泣かせすぎていた。
そして流人の性癖はほんとうにぶっ飛んでいるね、蛍といい千愛といい。
かなり壊れているのに。

いろんな人の心境が錯綜してて感想のまとめづらい作品だなー。
かなり好きなんだけど。
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Theme: 読書感想 | Genre: 本・雑誌
Category: 野村美月

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